薬円台地区にある公務員住宅の跡地は、約15年近くにわたり空き家の状態が続いています。

地元の皆様からは、
・廃墟となっていることによる治安の悪化
・野良猫の住家となっていて地域間のトラブルになっている
といったご意見も寄せられており、早急に対応して欲しいという声が絶えません。

6月上旬、木村哲也衆議院議員を頼りまして、財務省理財局のもとへ大矢議員とともにお話をさせていただいたところ、「国としては管理費もかかることから、売却を前提に話を進めていきたい」とのご意向でした。
しかし、この跡地についての一番の問題は、敷地内に不明管(地中に埋設されているものの、管理台帳に記載されておらず所有者が不明で、何に使われているのか、現在使用しているのかどうかも全く不明なパイプのことです)があり、しかも現在使用されている状態だということです。
国は「この不明管の切替工事が終わり次第、敷地内の不明管は現状のまま埋設状態を明示し、売却する予定」とのことでした。

こうした状況について、今回以下3点について質問をしてまいりました。

【林としのり一般質問と市の回答】
Q.本年度、市が不明管の切り替え工事の予算処置をしていると聞いているが、それはどのような内容なのか?
下水道部長: 「(不明管の切り替え工事に該当するのが)今年度実施する「薬円台5丁目地区排水整備工事」であり、老朽管対策のため管渠(かんきょ/地中に埋設した排水管などの水路)を薬円台国家公務員住宅跡地の南側の市道内に布設(ふせつ/水道管をしくこと)するものである。」

Q.不明管の問題解決にはどのような効果があるのか?
下水道部長:「現在埋設されている管渠には、市が管理する排水管が接続されており、上流側の国道296号線周辺の雨水が流入している。この老朽管が破損した場合、周辺地において浸水被害が発生する恐れがあるため、雨水のルートを変更し、浸水被害を未然に防止するために工事を行うものである。この工事で、跡地内の管渠へ流れ込む南側からの雨水がなくなる効果がある。」

Q.この工事により不明管の問題は解決するのか?
下水道部長:「本工事により、跡地内の管渠へ南側から流入する雨水は無くなるが、跡地周辺には千葉県立薬園台高校などの施設があり、これらの施設の排水も管渠に接続されているものと思われるが、市が管理していないため詳細については把握していない。」


地元は今、長年抱えてきたこの公務員住宅の問題解決に、大きな期待を寄せております。
不明管の問題を解決することにより、1歩でも2歩でも進めていかなくてはなりません。
そのような中、木村哲也衆議院議員より「財務省へ確認したところ、公務員住宅跡地の裏手にある県立薬園台高校からも不明管が何本か公務員住宅跡地へ来ており、その問題を解決していかなくては住宅跡地の問題も解決できない」との連絡をいただきました。
しかしその後、千葉県・財務省・防衛相の担当者と会議が行われた中で話し合いが持たれまして、
・薬園台高校の管を、公務員住宅跡地を通らずに(住宅跡地の隣りにある)防衛省管理の自衛隊官舎を通していくこと。
・今後、薬園台高校から住宅跡地に、実際何本の不明管が入ってきているのか調査を行う。
という内容が話されたとのことです。

これが実現すれば、長年多くの先輩議員が取り組まれてきたこの問題に終止符を打つことができます。
私はこの船橋市が予定している管の切り替え工事はとても大きな一歩になると思います。
ぜひとも、これからの県と国との動向にも広く注視して頂き、情報の連携を図っていただきたいと強く要望します!

〔令和元年第1回定例会 一般質問(2019.6.12)〕
林 利憲
1. 薬円台国家公務員住宅跡地について
2. 海老川上流地区のまちづくりに関する新駅について
3. 薬円台公園内プールについて
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林としのり