薬円台公園内の子ども用プール「徒渉池(としょいけ)」は、周辺に保育園や幼稚園があり、多くの方が利用されている人気スポットになっています。
船橋市で管理している遊泳用プールは、国が定めている規程に従い水質検査がなされていると聞くものの、市民の方からのお話で「子ども用プールではどのような水質管理をしているのか分からない。」という不安の声が聞かれます。
やはり、小さな子どもがプールに入るということで、親としては特に衛生面が気になり、利用したくても(衛生的であるかどうかが不透明なので)ネックとなってしまっているという意見が寄せられております。
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そこで、今回は子ども用プールの衛生面確保について、市がどのように対応しているのかを質問し、さらに情報公開のやり方について確認いたしました。

【林としのり一般質問と市の回答】 
Q. 徒渉池を利用する子どもの対象は?
都市整備部長: 「利用できる対象は小学校3年生以下で、保護者が必ず同伴していただくこととしている。また、水着用オムツを含む、オムツを着用しての入水は衛生管理上お断りしている。」

Q.水質管理はどのようになされているのか?
都市整備部長:「国から示されている遊泳用プールの衛生基準における水質基準をもとに、開放日は毎日塩素消毒を実施し、1日6回の水質検査を行っている。」

Q.水質検査についての測定結果や塩素消毒の有無など、利用者や保護者に分かりやすく周知していく必要があると考えるがどうか?
都市整備部長:「水質検査の測定結果の周知については、プール入口の掲示板に水温を表記し、本部テントの机上に他の検査項目を含めた結果を記した管理記録を備え付け、いつでも水質の測定結果を開示できるようにしているが、今後は水温以外の測定結果についても掲示するよう管理を委託している業者と協議し、利用者への周知に努めてまいりたい。」

Q.水質基準を満たさなかった場合の対応はどのようにしているのか。
都市整備部長:「水質検査で水質基準に適合していない場合は、徒渉池の使用を一時中断して水質改善の対応を行い、(安全が)確認された上で再開するものとしている。」


今、市民が求めていることは、広くどの分野においても「見える化」「可視化」であります。特に小さなお子様を持つご家族にとって、安全は一番気になるポイントです。 是非とも良い方向に進んでもらえるよう、今後も引き続き要望をしていきたいと思います。


〔令和元年第1回定例会 一般質問(2019.6.12)〕
林 利憲
1. 薬円台国家公務員住宅跡地について
2. 海老川上流地区のまちづくりに関する新駅について
3. 薬円台公園内プールについて
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林としのり