先週9日に上陸した台風15号が残した爪痕は、今なお被害の終息が見えず、多くの方が早急の復旧をと願っている状態にあります。
私も一人の人間として、今回の被害については多くの面で考えさせられました。

技術の進歩によって多くの面で便利な世の中になりましたが、こうした自然災害を前に無力化されると、普段「当たり前だ」と思っていたことが当たり前のことではなくなり、その影響というのは計り知れません。
今回の被害においては、ようやく本日夜に千葉県内での停電件数がゼロになりましたが、大変長い期間、電力が復旧出来なかった地域が見られました。
実際私もエネルギー関係の仕事をしておりましたので、「電力」がいかに重要なものであるか認識しています。たとえ電力ではないエネルギーであっても、それを使うためには「電力」の通電が欠かせず、停電してしまうと設備自体が使えなくなってしまいます。

これからの時代において、毎年のように過去最大規模を更新するような自然災害が起きている中で、行政において何ができるのか、民間として何ができるのか、個人として何ができるのかを常に考え、行動をしなければならないと今まで以上に強く感じております。

被害に遭われた方が、一日も早く平穏な生活に戻られることを心からお祈り申し上げます。