令和元年11月28日に、船橋市議会「令和元年第3回定例会」で一般質問を行いました。 
2項目にわたり質問したうちのひとつ、「選挙開票作業中における災害対応」に関する答弁についてご紹介します。 
2019年は船橋市で県議会選挙、市議会議員選挙、参議院議員選挙と3つの選挙がありましたが、その中で私も開票立会人として携わりました。そこで、
「もし開票作業中に、東日本大震災クラスのような、本市において平成31年3月に策定した船橋市地震防災戦略の中の想定にある千葉県北西部直下地震が起きた時、どの様に対応していくのか?票の効力はどうなっていくのか?」
という疑問を抱き、これを調べていく中で市に確認するべき事柄があるとし、一般質問のひとつとして取り上げました。
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【林としのり一般質問と市の回答】 

1.開票作業中における災害対応について
 
 本市においては、マグニチュード7クラスの地震発生確率が70%と公表しております。
これはいつ、いかなる時にも起きてもおかしくない数字ですし、防災対策の観点からも、ありとあらゆる場面で起きても対応できる体制にしておくことが必要であると考えます。
さて、開票作業については、本市において100%市の職員が従事しているとお話を伺っておりますが、もし大規模災害が起きた時には、開票作業中であっても避難を要すると思われます。 
〔質問〕 
Q. 開票作業の維持をするために、また開票作業中における災害時の開票作業員の対応はどのようになっているのか。 
〔答弁〕 
選挙管理委員会事務局長: 
『開票という特殊性から、災害時においても、選挙が無効とならないよう開票所内の秩序を保持する必要がある。そのためには、事務従事者がみだりに持ち場を離れないよう注意するとともに、事務従事者を避難させる際には、票の持ち出しを禁止する等、適確な指示、避難誘導が必要であると想定している。』 

〔質問〕
Q.避難誘導を含め、どの様な形のシミュレーションをしているのか。
〔答弁〕 
選挙管理委員会事務局長: 
『開票という特殊性から、災害時においても、選挙が無効とならないよう開票所内の秩序を保持する必要がある。そのためには、事務従事者がみだりに持ち場を離れないよう注意するとともに、事務従事者を避難させる際には、票の持ち出しを禁止する等、適確な指示、避難誘導が必要であると想定している。』 


2.災害時対応の事前周知について 
今回7月に行われた参議院議員選挙においては400名以上、衆議院議員選挙が仮に行われれば今回の参議院議員選挙よりも人数の多い500名以上の方が集まり開票作業を行います。
市の職員には、普段から防災意識の向上のために地域の避難・防災訓練への積極的な参加が促されていると聞きますが、開票作業という特殊な環境での職務遂行のもとでは、それらの経験が生かされにくいのではと懸念しています。
さらに、開票所には結果を早く知る為に参観人の方々も集まっていることから、パニックを引き起こさないように、選挙時における災害対応について、事前周知が必要になってくるのではないでしょうか。
〔質問〕 
Q.選挙開票作業時における災害時の対応の事前周知、またどの様な形で避難していくのかなど、対応策をとる必要があると考えるが、本市の考え方はどうか。
〔答弁〕 
選挙管理委員会事務局長: 
『ご指摘のとおり、大勢の事務従事者や開票器材も多数ある中での避難が想定されることから、改めて、事務従事者の避難行動対応の考え方を整理していく。また、開票事務従事者へは、各係代表者へ災害時行動の説明及び手引きへの掲載を検討するとともに、参観人等の対応として、開票所内の避難行動についての諸注意事項の掲示等についても検討し、災害時における開票事務の適正な管理執行に努めていく。』


今回の参議院議員選挙では私も現場を見させていただきましたが、開票所の入り口は開票という性質上、数も限られておりますし、多くの人が普段とは違う慣れない独特の環境で、参観していたり、仕事に従事していたりしておりました。
そこで、もしマグニチュード7クラスの地震が起きた時にはパニックになってしまうのではないか?
防災対策とは災害が起こる前にいかにありとあらゆる場面を想定して対策をしていくのが重要であります。今後も本市においては災害対策では他市に負けない、私も総務委員会の一委員ですので、共に目指したいと思います。  


〔令和元年第3回定例会 一般質問(2019.11.28)〕
林 利憲
1. 災害時における学校の対応について
2. 選挙開票作業中における災害対応について
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